経営者にお伝えしたい「お金・保険」の活かし方!

大掛剛 Ogake Tsuyoshi

2級ファイナンシャルプランニング技能士

前職
専門商社で営業・海外仕入れを担当、その後、生命保険会社へを経て乗合型の生命保険代理店として独立へ。
オフタイムの過ごし方
ランニングと町歩き フルマラソン再度完走を目指してます
写真:大掛剛

この道へのきっかけは自己満足の追求。

縁があり30歳の時に保険の業界に身を置くことになりました。
前職の経験がほとんど活かせないこととフルコミッション制度ということで家族には大反対されたのですが、それを押し切って入社したのを今でもよく覚えています。

しかし当時の私はこの業界への挑戦にまったく疑問は感じませんでした。
不安はありましたがチャレンジしてダメなら諦めがつくという思いでした。
今から考えると無鉄砲そのものですね。

当時の私には生命保険の重要性などは理解していませんでした。ただフルコミッション制度に憧れただけだと思います。今となってそれを自覚できる心境に至りました。

保険のプロフェッショナルからお金のプロフェッショナルへ。


写真:仕事風景1

そのようないい加減な動機で始めましたので営業現場では苦労の連続でした。
いつドロップアウトしても不思議はないくらいの状況の中で、今まで続けてこられたのはお客様との出会いの中で生命保険の重要性を学ぶことができたからに他なりません。

お客様は普段の生活の中で保険や保障の必要性を考える場面は少ないのですが、一旦保険と向き合った時プロの私よりお客様の方が真剣に考えていらっしゃることに気づかされました。そのような貴重な面談を重ねるうちにこの仕事の意義について考えるようになりました。大切な家族や会社をいざという時に守ることができるのは生命保険だと心底理解することができたのです。

現在は万一の場合にプラスして長生きのリスクについて正確に理解していただき、必要な対策をとっていただくようにご案内しています。そのための特別な勉強はしましたし現在も継続しております。できるだけたくさんの人にお知らせしたい内容です。

30年近くお客様と接して改めて感じること。

未来を想像して生きることができる動物は人間だけであると聞いたことがあります。まさにその通りだと思うことも多いですが、未来の「影の部分」や「ネガティブなできごと」については想像したくないのも大きな事実としてあらためて感じています。
病院へお見舞いにお伺いすればそこにはリアルに病気やケガと向き合っている多くの人がいらっしゃいます。
介護施設でも多くの高齢者の現実の生活を垣間見る機会があります。
ただし日頃から保険に携わる私でも自分事として真剣に受け止め切れているとは言えません。私たち保険に携わる者の重要な役割がそこにあると思います。

人生山あり谷ありを明確にイメージする時間を持っていただくことでリスクに対する備えを真剣に考えることができます。時間の経過とともにリスクの種類にも変化があることがわかってきました。多くの人に知ってもらいたい事実です。

非日常を想像してもらうことの大切さ。


写真:仕事風景2

明るい未来を創造するためには「必要な資金」や「リスクヘッジ」について考えを巡らせていただくことが重要です。
私はセミナーでも商談でもネガティブな話題の時はできるだけ「明るく・わかりやすく表現すること」を心がけています。
また、未来への必要資金の準備のご相談は最近非常に増えていますが、運用商品や制度は年々複雑になってきています。
運用の世界では「自己責任」が大原則となりますが、知識が不十分なまま責任を負わなくてはならない状況を少しでも解消していただくことも我々の新たな役割として勉強を続けています。

お客様一人ひとりの「リスクヘッジ」と「資産形成」に大きな影響がある仕事をさせていただいていることに誇りを感じています。