長期的な資産形成のために、今できることがあります

赤川元秀 Motohide Akagawa

AFP(日本ファイナンシャルプランナーズ協会認定)

前職
健康管理士一般指導員

調理師としてホテル勤務や自営を経験後、生命保険会社へを経て乗合型の生命保険代理店へ。
オフタイムの過ごし方
愛犬と過ごしたり、草野球を楽しんだり。調理師時代と違い、今は休日に料理を楽しむこともいい気分転換です。
写真:赤川元秀

人生100年時代、お金のことを学ぶ必要性は高まる一方。

もともと私は調理師を14年やっていたんです。ホテル勤務を経て自分の店を持ち、自営を経験する中では、お金を扱う大変さにも直面しました。

そんな自分自身の経験を活かし、お金の大切さを伝えるファイナンシャルプランナーとして、人の役に立ちたいと思ったことが、この道に入るきっかけです。

最初はある生命保険会社に入社して基礎を学び、その後神戸の乗合型の生命保険代理店を経て、2014年にノーダスのメンバーに加わりました。

今ではファイナンシャルプランナーとして積んできたキャリアの長さが、調理師時代の年数を上回るようになりましたが、人生100年時代に突入し、お金のことを学ぶ必要性は年々高まる一方だと感じます。

畑違いの業界で生きてきた視点を活かして、常にお客様目線で。


写真:仕事風景1

調理師として店を経営していた頃は、保険の勧誘を受ける立場で、よく不快な思いもしていたので、自分が保険コンサルタントになった今も、お客様にとって不要なものはおすすめしないというスタンスを守っています。

ノーダスのような乗合型保険代理店を選んだのも、自社商品を売らないといけない、というしがらみから自由になって、本当にお客様にとってよいと思えるものを率直に伝えられるようになりたかったからです。

会社やブランドよりも、まず私という人間を信頼していただき、大事なお金のことを打ち明けていただける存在にならなくてはと思っています。

またこれまでは、万が一に備えるお手伝いをするのが私たちの仕事でしたが、最近では健康管理士一般指導員として、未病の状態をいかに長く保つかというアドバイスもさせていただくようになりました。

金融商品を、感覚で選んでいませんか?

これから力を入れていきたいのは女性向けのマネーセミナー。着席式の堅苦しい座学スタイルではなく、カフェやイベントスペースなどで少人数の気軽な座談会のようにやっていきます。

とくにご相談が多いのは、教育費、住宅ローン、老後資金など、お金の将来をリアルに考え始める30代後半~40代の女性。
ひと昔前の日本であれば、ご主人が終身雇用で守られ、金利もよかったのですが、今はシングル・既婚問わず、女性もお金から目をそらしてはいられません。

なのにいまだに日本人は金銭教育を受ける機会がなく、金融商品を選ぶ際にも「CMで見たから」「大手の商品だから」「知り合いもやってるから」など、感覚で判断している方が多いのが現状ですね。そんな状況を作ってしまったのは、売りたい商品を売ってきた業界側にも問題があったと思います。

「投資はお金持ちがするもの」という思い込みを覆したい


写真:仕事風景2

ですから私は、お客様がもっと論理的に金融商品を扱えるよう、まず基本のルールをお話しするところから始めます。
リスクとリターンの関係を理解して、リスク分散しながら長期投資し、金利と時間を味方につける、という鉄則ですね。

「少額ずつでも長期的に運用することで、将来の備えに差がつく」ということを根気よくお伝えしているうちに、それまで投資と投機を混同しておられたり、「投資はお金に余裕がある人にしかできないもの」と思い込んでいた方も、徐々に意識が変わっていかれるのがわかります。

ライフプランとは人それぞれで、ひとつの正解があるものではないのがむずかしいところですが、ノーダスにはさまざまな人生経験を積んできたベテランが多いからこそ、子どもの教育費をどうやって捻出するか、介護のお金はどれぐらいかかるものなのか、など実感を伴ったアドバイスができる強みがあります。

「プロに相談してみたら、すっきりした」という満足感をひとりでも多くの方に感じていただければと思います。