女性も自分の意思で
生き方を選ぶ時代だからこそ

大矢佳子 Yoshiko Oya

AFP(日本ファイナンシャルプランナーズ協会認定)

前職
生命保険会社の法人営業部を経て、乗合型の保険代理店へ。
オフタイムの過ごし方
料理や食べ歩き。まだ注目されていないおいしいお店を見つけ出すのが得意です。
写真:大矢佳子

勉強漬けで過ごしたフランス生活と、その後に訪れた転機。

前職を、主人のフランス駐在に同行するために辞めた時は、まさか自分が保険業界に戻ってくるとは想像していませんでした。
5年間のフランス滞在中は、フランス語を学ぶために大学に入って、ほぼ勉強漬けの毎日を送っていたんですよ。ですから日本に帰国した当初は、フランス語を活かせる環境で働きたいと考えていましたが、大阪ではなかなかそんなチャンスに恵まれなくて。やがてかつての上司に誘われて、前職の関連の乗合型保険代理店に入ったんですが、5年もの歳月が経っているにも関わらず、企業文化が全く変わっていないことに気づいて、危機感を覚えました。
海外で5年過ごす間に、自分も顧客目線に変わっていましたから「これはまずいぞ」と。そんな中でノーダスに出会い、いろんな会社のいろんな商品を、お客様の望む形で提供できるところに魅力を感じて転職しました。

女性の生き方を最大限に応援するのが、私の仕事。


写真:仕事風景1

ファイナンシャルプランナーとしての私のモットーは、女性の生き方を最大限に応援すること。

結婚していてもしていなくても、人生100年を見据えて、女性も自分の意思でさまざまな選択をしていく時代です。
女性のライフスタイルは今、男性に比べてもかなり多様化しているだけに、お金の使い方・貯め方は男性以上に勉強する必要があると思うんです。

長期的に資産形成するためには、まず健康でなくてはなりませんから、普段の生活にも気を遣っていただきたいですし、今の仕事が50年先も変わらずあるか?と考えれば、ただお金を貯め込むだけではなく、ご自分にも投資していく必要があります。
実際に「大矢さんに背中を押されて、思い切って仕事を始めました」という方もいらっしゃいます。

出産などを機に退職されたまま、社会とのつながりを絶たれてモヤモヤしていた方が、自分で決めて行動を起こされる姿を目の当たりにすると、すごくうれしいですね。

ご自分の意思で投資も選べるように、お客様をガイドしたい。

「貯蓄から投資へ」と言われるようになって久しいですが、女性の中には「いきなり投資なんて言われても……」と、中身もよくわからないままに、「銀行にすすめられたから」とか「あの人もやっているから」という理由で契約してしまわれる方も少なくありません。
でもつまるところ自分が理解して、自分に合った金融商品を選んでいかないと、健全な投資にはつながらないと思うんです。

基礎的な知識は自分で身につけて、今の国の制度も理解した上で、わからないところだけプロに手伝ってもらう、というスタンスが必要で、私はそこへお客様を導くガイド役なんだと思います。
ですから普段の女性向けマネーセミナーはお互いの顔の見えやすい小人数グループで行うことが多いですね。

世界の動きにアンテナを張りながら、意識も常にアップデートを。


写真:仕事風景2

ノーダスに来て10年以上が経ち、一緒に働くメンバーもずいぶん増えました。経験豊富なメンバーが多くて、わからないことを質問すると、すぐ答えが返ってくるのがありがたいです。

勉強とリフレッシュの両面で、私が大事にしているのが旅。
親しい友人を訪ねてさまざまな国へ行くと、経済が日本とは違うダイナミックさで動いているのを実感します。

私と同世代の女性でも、うまく不動産投資をしながら資産形成していたりしますし、日本にいると気づかないような注目企業の製品に出会うこともできて、視野が広がりますね。そんな気づきがあれば、日本にいながらにして、その企業の株を買って動向を見守ることもできますし、そうなると世界の見え方もまた変わってきます。

興味のアンテナを閉じていてはもったいないですね。