「健康経営」で
企業の価値を高めるお手伝いを

木下典彦 Norihiko Kinoshita

健康経営アドバイザー
健康管理士一般指導員

前職
自動車の生産技術開発者を経て、生命保険会社へ。
オフタイムの過ごし方
ゴルフと読書。月2回ほどのゴルフは貴重な情報収集の場です。
写真:木下典彦

「人と向き合うことが楽しい」その適性に気づいて人生が変わった。

私は保険業界に入る前、自動車の生産技術開発に約10年たずさわっていました。

そのキャリアの中で、大阪のディーラーに2年間出向したんですが、そこで自分では苦手だと思い込んでいた、お客様とフェイストゥフェイスで向き合う「営業」という仕事の楽しさに目覚めたんです。
そして、そのディーラーのお客様だったある生命保険会社の方が、そんな私の姿に目を留めてスカウトしてくださって、転職したのが30代半ば。そこで18年間経験を積み、さらなるステップアップのため2014年にノーダスに移ってきました。

「親切とスピード」を大切に、丁寧なコミュニケーションを。


写真:仕事風景1

私が大切にしているのは「親切とスピード」。

自動車の生産技術開発をしていた時から一貫して、それは身体に叩き込まれていると思います。お客様に何かを尋ねられた時に即答できるよう、自分の知識の引き出しを増やしておくことはもちろんですし、その場でお答えできなかったことも、その日のうちにできるだけ早くお返事するようにしています。

「時間という財産をいかに有効に使うか」が仕事の質を左右すると思います。

さらに、10年前から経営者が集まるコミュニケーション塾に自主的に参加して、プレゼンやコーチングについて学んできた経験も、今の仕事に活かされていますね。

保険コンサルタントの中には、伝えたい気持ちが先走って自分ばかり喋ってしまう人もいますが、私はお客様に自分の2倍話していただけるような丁寧な対話を心がけています。

そのために「質の高い問い」ということはいつも意識しています。

中小企業の「健康経営」を、さまざまな角度からサポートしたい。

お客様のほとんどが法人である私が最近力を入れているのは、中小企業の皆様が「健康経営」を実現するためのお手伝い。

近年話題のSDGs(2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な世界を実現するための国際目標)の中でも、「健康経営」は日本がとくに注力していくポイントのひとつです。

社員の方々が心身ともに健康で安心して働ける、風通しのいい環境をつくることが、個々人のモチベーションを高め、結果的に組織の生産性も高めていく、という考えですね。

そのためには組織のコミュニケーション促進も大切ですし、社員の方々のワーク・ライフバランスを確保することも大切です。そこで私は、「健康経営アドバイザー」として、さまざまな角度から助言をさせていただいています。

良質なワーク・ライフバランスを叶えるには、人生のマネープランを安定させることも重要ですから、公的年金のしくみや貯蓄・投資・保険などについてもお話しさせていただきます。

世のお困りごと解決に、もっと貢献できるチームになれたら。


写真:仕事風景2

ノーダスというチームの魅力もまた、風通しのよさと言えます。

生保・損保両方扱える環境の中で、保険コンサルタント個々人の能力が高いので、自分自身も勉強になります。

前職は生保のみの取り扱いでしたが、現在のように法人のアドバイザーを務める上では、損保に詳しいことが強みになっています。

今後はノーダスの中でも、それぞれのメンバーが「医療系に強い人」「介護系に強い人」「資産形成系に強い人」など、ある一分野で国内トップレベルになれるぐらい知識とスキルを磨き、その上で案件に応じてチームを組むことができれば、非常に可能性が広がると思います。

この仕事をしていて一番うれしいのは、やはりお客様に「ありがとう」と言っていただける瞬間。世のお困りごと解決に貢献しながら、そんな瞬間を増やしていけたらいいですね。